そのうち撮影しておいてくれ、と頼まれたのを忘れていた。
昨日、「まーだー?」と催促の電話が来た。 すまんすまん。
みちのく秋田では時の流れがゆるやかだ。 嗚呼ふるさとよ。
なんて言ってる場合じゃない! 今日中に撮る撮る!
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最小限の手間でスピード撮影、とあいなりました。
ライティングでベストを目指すより、画像処理の方が早い、という判断も含みます。
長いつきあいの依頼人なので、お互いに落としどころが判っています。
以下、当社コンプライアンスに抵触しない範囲で、撮影のようすをご紹介します。
さてさて、まずは器を水洗いの場面。
レンズは標準ズーム、EF24-105 L
ストレート水流で撮影したものの、やりなおし。
シャワー水流のほうが 「水」がちゃんと見えるハズ、と判断しました。
なにせ小さく掲載する写真なので。
なにが大変って、場所ですよ、場所。
当社のキッチン付きスタジオ。 じゃなくて単に台所。
日常のこまごまとした物 (不都合な真実) が結構あるもんで、それの撤去にドタバタ。
カメラに付けたストロボをマスターとして、スレーブ①②を発光。
マスターも天井または壁に向けて弱めに発光しました。
クリップオン3灯ともマニュアル発光です。
TTLより安定しているので(あたりまえ!)。
撮影アングルによって、①の場所は変えました。
グレーの四角い部分が上にある吊り戸棚。 これがジャマなんだなー。
洗剤の泡。
この場合、背後にあるものをすべて撤去しないといけません。 どたばた。
こんどはいつもの作業場で。
ある程度の面積がある壁は、ここしかない。
人物のヒザ上ぐらいのところに白レフ。 EF24-105 L
③は白レフを立ててバウンス。
うすうす判ってはいたものの・・・トップライトが無いので人物の髪が黒くつぶれている。
しかーし、現像および合成処理で華麗にクリアした。 結果オーライ。
はい次っ!
器に料理をチョボっと盛り付けて撮影。 主役は器です。
EF100mmマクロ
②はグリッド付き
写真は掲載できないので、これでご勘弁を。
皿を180度回転して裏から見たところ。 サランラップの枕。
最後は器のみの集合写真。
上のセットを流用しようとしたが・・・トレペのシワが写りこんでNG。
ポリ系の合成紙ディフューザーで三方を囲いました。
③を低い位置にセットしたのは、重箱の側面のため。
レンズはSIGMA70mmマクロ
器を並べ替え、重箱を左に置いた場合は
③の正反対の位置にもう1灯ストロボをセットしました。
結構しんどかったっす。
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- 2015/06/17(水) 21:34:42|
- 物撮り
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