パパフォト&ママパン

単品といえども侮りがたし

料理の撮影。 いつもの5灯セット。
下の写真では左手前に傘、左右の奥の方はスヌート使用です。
途中でいろいろ変更、傘とスヌートを使わずの場合もあり。


担当者が撮影前に言うには
「今日は全部単品なので、最初にアングルを決めてしまえばあとは流れでチャチャっと・・・」

おー、そうか。そりゃ楽チンかも♪

そうはいかんのです^^

スライスしたトマト。
7インチ・サイズの外部モニターで画像を確認しているのですが、
トマトの画像をモニターで見たデザイナー氏が
「断面、切り口が暗い」 
という。 さすが、よく気が付きましたね。  で、対応しOKをいただきました。

このように半逆光ぎみに光をあてています。
2017_1018_08.jpg
この光がトマトの切り口には当たらない。 そりゃそうだ。

ストロボの発光量は変えず、トマトの断面に光が当たるようにストロボの位置・角度を調整しました。
あー 距離もですね、すこし近づけましたね。
2017_1018_09.jpg
むやみに発光量を上げると全体のバランスを崩してしまう場合があるので、それを避けたのです。

Before & After
2017_1018_01.jpg
写真は印刷物として使用します。
CMYK変換したあとの状態をデザイナー氏はイメージしているはず。
さすがベテラン。 わずかな違いに気が付きましたねー。

陰影のあるシットリ系の写真はNG、 明快なハッキリ系をご要望です。

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最初に掲載したセッテイングの写真を見ればお判りのように天トレを張っていません。
真上からの光がありません。

デザイナー氏の要望とワタクシの好みとの接点を探るうちに、このようなセッティングになったのであります。
一般に、天トレを張って真上(またはやや後方)からの光を照射するカメラマンが多いとは思いますが。
なぜそうしないか?

  ①全体にフラットに明るくなりがち。メリハリをつけにくい。
  ②白い器の凹凸をつぶしてしまう。立体感がなくなりがち。
  ③器に光が反射して、せっかくのキレイな器の色が白っぽくなる場合がある。

とまあ、今のところはね。 考え方が変わるかもしれませんが。

デメリットもありまして

 ①深い器の中の食材に光が届かない。

これに尽きる。

今回の撮影では、一品目だけ見事にこの「光が届かないデメリット」発生。
しかし、ライティングのセットを大幅に変更は…時間に限りがあるので事実上ムリ。

苦肉の策。
低い位置にストロボをセットするためのスタンドなので最大伸長150cm。これでは足りない。
持ち上げましたー! 応援団の旗持ちのようであります^^
2017_1018_04.jpg
10秒タイマーでシャッターボタンを押し→ ストロボ持ち上げ。

非常に面白いBefore & After でした。
写真を掲載するわけにはいかないので、いずれ再現テストをしてご紹介しましょうかねー^^
被写体は「もずく」でありました♪

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本日はTS-E90mmじゃなく、 EF70-200mm F2.8 L Ⅱを使用。
絞りF11-F13。 焦点距離150mm付近でした。

撮影したのは20品目ほど、ほぼすべてが一皿モノ。
しかし…単純な流れ作業のようにはできないのです。 簡単じゃありません。





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  1. 2017/10/18(水) 23:14:24|
  2. 料理の撮影
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料理撮影

チラシに掲載する写真を撮影しに出向いたのですが、
本番撮影の前に
「厨房スタッフ用の写真もカンタンに撮っておいてくれ」というオーダー。

実際に客に供するときの配膳、器の並べ方を記録しておくのだという。
A4プリントした写真を厨房に貼っておき、スタッフがそれを参考にお盆に載せる、なるほど。
2017_1017_09.jpg

クリップオンをワイヤレスで使用して、こんな具合に天井バウンスで撮影しました。
距離がとれないのでライブビューで。
2017_1017_08.jpg
結果は?  mmmまあまあね^^ ラップかけたまんまだし。 

で、本チャン撮影。 いつものセッティングで。

こんだけセッティングして
撮影したのは お膳を一種類。

撤収!

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ところで、
カメラにマウントしたクリップオン・ストロボにIRフィルターをつけて発光し、
この光(赤外線)で他のモノブロック・ストロボを発光させます。
2017_1017_02.jpg

ところが、不発光が連発。 あらら^^
2017_1017_03.jpg
不本意ながら少々あわててしまったのでした。 情けなや^^
クリップオンの発光量を上げる、または
発光部をモノブロックの方向に向ける…などで解決できるのですが。


クリップオン自体の故障、または電池のトラブルということもあり得るので
いちおう確認しておく。

明日も料理撮影に出動するので、機材を車に積みっぱなし作戦DEATH!
2017_1017_04.jpg
カメラ付けのストロボで直射。

これでは面白くないので
車内にもう一灯置いてみます。
2017_1017_05.jpg

2017_1017_06.jpg

うむ、ストロボに異常は無いようだ。 たぶん。

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料理撮影で全域ピント合わせして撮るにはTS-E90mmが便利、というか必須。
逆に一部にピントを合わせて、他を不自然なぐらいにボカすというワザもTS-Eレンズでは可能。
こんなふうに^^
2017_1017_07.jpg

ちょうど撮影現場に向かって出発する時間だったので
安倍さんを見ることはできなかった。
残念。








  1. 2017/10/17(火) 20:59:47|
  2. 料理の撮影
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ご倒置グルメ

ご当地の「食」を紹介する小冊子。
その表紙がですね、なんというか違和感が・・・。 光が下方からっちゅうのは何ですか?
2017_0917_001.jpg

どれ、
人様の作品をネタにシミュレーションしてみる。

光が下方から・・・うー なんかヘン^^
2017_0917_002.jpg


狙ってこのようにしたのだ。 意図したとおりの写真とレイアウトじゃ!
・・・と云われればそれまでです。
ですが、

ワタクシの邪推ではありますが、
表紙の写真のグラスとフォークの配置から推測するに、このように撮影したものでしょう。
2017_0917_003set.jpg

その写真を紙面にレイアウトする際に90度回転、倒置してしまった、と。
2017_0917_004.jpg


であるならば、ベキ論を言わせていただくならば、
紙面レイアウトをするデザイナーなり印刷屋の営業マンなりが紙面の仕上がりを想定して
「縦方向で撮ってください。  こっち、そう こっちが上です。」 とカメラマンに指示すべき。 ベキ。

この方向で撮って・・・
2017_0917_005set.jpg

写真を90度回転して配置する。
2017_0917_006correct.jpg

このほうが座りが良いと思うんだがなー。
どうでしょ?

真相は
上がってきた写真を見てから
「お この写真 使えるじゃん・・・廻して縦にすれば、ほらピッタリ♪」
と紙面のデザインとレイアウトを決めた…というところでは?

ありがちですね^^

揚げ足取りのようで申し訳ないっ^^
*************************************

小冊子の写真は、写り込みの形から判断してバンクライトを使用したと思われる。

ワタクシのシミュレーションではクリップオンとディフューザーを使用しました。
2017_0917_007set.jpg

照射角を広くしておく。
2017_0917_008storobo.jpg









  1. 2017/09/17(日) 20:23:20|
  2. 料理の撮影
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明日の料理撮影の準備をしておく

撮影は明日の夕方、当方の作業場で。
明日当日は時間の余裕がないので、前もってセットしておきます。
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大まかにセットを決めたところでグレーカードを撮影してホワイトバランスを決めます。
同時に露出確認も。

実際にはもっと近寄ってグレーカードが画面いっぱいになるように撮ります。
カメラのモニターでヒストグラムを見ると、ドンズバ適正よりもわずかに暗い。
OK、現像で仕上げるので、これぐらいでよし。

露出計も併用してストロボの発光量を調整します。
レンズはTS-E90mm 絞りF10

セット全景。
2017_0908_02.jpg

左①だけ点灯。
2017_0908_03.jpg

①②
2017_0908_04.jpg

①②③
2017_0908_05.jpg

①②③④
2017_0908_06.jpg

左側①は高めの位置。
2017_0908_07.jpg

右側③④は低くセット。
2017_0908_08.jpg

実際の食材の質感、器の色や高さ・深さなど、モロモロの事情が絡むので
左右ストロボの高低差や光量の差などは逆転させることもあります。

明るめの写真を好むクライアントの要望に応える。
そのためのライティング及び後処理。 準備としては大体これぐらいで良いだろう。
あとは明日、実際に料理を配置してから微調整する。
2017_0908_11.jpg

今回のクライアントの場合、最終的には上のように写真を正方形の枠内で使用することが多い。
ところが、実際の配置を真上から見下ろすと…
2017_0908_10.jpg


  1. 2017/09/08(金) 15:20:59|
  2. 料理の撮影
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料理撮影/クリップオン補助光

モノブロック5灯で料理撮影。
手前の低い位置にクリップオン・ストロボを置いて補助光を入れます。



拡大図。
赤矢印のようにレフにバウンスさせたり、
グリーン矢印のようにディフューザー越しに打ったり。
ケース・バイ・ケース。
2017_0728_02.jpg

モノブロックの光は半逆光気味ですので
たとえば、下のような黒い箱の前面には光が届きません。真っ暗です。
そこを狙ってクリップオンを打つ!
2017_0728_03.jpg

打つ!  黒箱表面のディティールが見えるようになります。
2017_0728_04.jpg
 

簡易セットで再現してみましょー。
黒いケースの前面が見えませんね。
2017_0728_05.jpg

この写真をPhotoShopで無理やり明るく(トーンカーブ持ち上げ)ても
無理なもんは無理。 真っ暗につぶれたシャドウ部は救済できない。
2017_0728_07.jpg


解決策は…光を当てるしかない。暗いところを狙ってクリップオンを打つべし!
低ーく、脇を締めて打つベシ。 とりゃっ!
2017_0728_06.jpg

2017_0728_08.jpg

ま、こういうことです。
あちらを立てるとコチラが立たずという状況を
なんとかしてアチラもコチラも立てる工夫をします。


今日の撮影ではアチラもコチラも立てるために
手前左右に1灯づつクリップオンをセットして補助光を打ちました。
両側からというのは、たぶん初めてです。 結果良好でありました。


  1. 2017/07/28(金) 22:06:11|
  2. 料理の撮影
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秋田県横手市KUBRICK
パパは写真撮ります。
商品撮影、時々色々撮影!
ママはパン焼きます。

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