パパフォト&ママパン

迷宮

現在打ち合わせ段階で進行中の仕事がありまして、そのためのテスト撮影。
一人作業なので、まずはココにピントを合わせておいて10秒タイマーをポン!


カシャっ。
2017_0609_03.jpg

名人 ロス・トーマス著「五百万ドルの迷宮」読了。
おも おも 面白すぎるっ!

舞台はアキノ政権時代のフィリピン。
反政府勢力の”新人民軍”がジャマである、と考える一勢力があり。
その連中が新人民軍の指導者を500万ドルで買収し、引退してもらおうと考えた。
山から下りて香港まで来てくれれば500万さしあげよう。 そこで余生を送ってもらおう、と。

その仕事を請け負ったのが主人公ストーリングズ。
一人ではできないので、海千山千のいかがわしい”プロ”数名に渡りをつけ手伝ってもらう。
ストーリングズの提案。
みんなで500万ドルをそっくり頂いちまうべ、と画策する。
むふふ♪

で、全員にとって有益か? オレだけにとって有益か? 
またはオレとオマエだけで500を半々に・・・・・などと思惑が交錯する。 
登場する全員がクセモノである。 脇役も含めて♪
裏工作、裏取引、抜け駆け、策謀渦巻く嘘つき合戦。

誰がどっち側か分からなくなる。ロス・トーマス作品の特徴。
正義と悪、白か黒はあいまい。すべてはグレー。 そもそも法の枠外の取引なので。

決して読みやすくはない。 本好きのための本って感じがする。

ありきたりな小説に飽きちゃった方はゼヒ!
中古でしか手に入りませんが、ワタクシが読んだ5冊はいずれも素晴らしい。
未読のやつが手元にあるので今日から読もうかな。

500万ドルの行方やいかに? まさに迷宮。 自信をもってオススメいたします。

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迷宮
メイ窮
困り果てた英国メイ首相。
2017_0609_01.jpg

うがった見方をすれば
本当はEUを離脱したくなかったので、こういう筋書きもアリである。
そうだねー、影の内閣とか、巨大金融資本を主体とする闇の勢力とか。
チミモーリョーの力が働いているのかもしれない。 民主主義という体裁の裏で。

ロス・トーマスの小説のごとく、世界はすべてグレー・ゾーン。
清廉潔白などありえない。 人道的、非人道的という言葉の虚しさよ。

上のメイ首相の写真付き記事に
「この写真をチョイスしたことに悪意を感じる」というコメントが投稿されてました。
そうですね。 こういう瞬間を捉えたら、誰でもかなりヒドイ表情になります。

ま、政治家ですから、しょうがない。

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正反対の美しい表情はこれ。
昨年2016年4月、ロンドンのウェンブリー・アリーナ。
ここには「愛」があふれている。ステージの上も下も。
2017_0609_05.jpg

We are THE ONE
2017_0609_06.jpg
「世界」とは迷宮のことなり。
そこに差し込む一筋のまばゆい光、BABYMETAL。

もうすぐLAでの単独ライブですね。 BABYMETALの進撃は止まらない。

夏の音楽フェス、「サマーソニック」を上海で開催?
BABYMETAL出演の噂も? 

むむmmm 噂または意図的なリークかもしれんが、それは面白い。
中国で展開すれば爆発的に人気が出るだろう。
世界征服が現実味を帯びてくる。







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  1. 2017/06/09(金) 20:56:24|
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時をかける少女

セッティングしてお待ち申し上げていたところへ「すみません・・・中止になりました」 
撮影ドタキャンの電話。嗚呼。
拍子抜けであります。

しょうがない。では新たにBOOK OFFで調達してきた本をご紹介しよう。
フォーサイスやクィネルなど国際謀略秘密兵器諜報員裏切り暗躍モノを立て続けに読んだので趣向を変える。
筒井康隆である。



Wikiから転載
----「時をかける少女」
   筒井の作品では珍しい、正統派少年少女向け小説である。
   発表から約50年たった現在でも広く親しまれており、何度も映像化されている。
   1965年、「中学三年コース」(学習研究社)の1965年11月号にて連載開始、
   「高一コース」(学習研究社)1966年5月号まで掲載。(全7回)--------------

そんなに古い作品とは! 文庫の初版は昭和51年(1975年)。
NHKテレビ・ドラマで「タイムトラベラー」として放映されたのが1972年・・・おぼろげに記憶があるぞ^^

その後、原田知世が主演した同名の映画がヒット、主題歌もヒットしたんじゃなかったかな?

中三コースに連載されたらしいが、おマセな小学校高学年から読めますねー。
さすがに“風呂屋の煙突”なんてのが出てくるので、時代を感じさせる。
イマドキの子供にはなんのことか分からないでしょう。

そこんところを割り引けば、これは名作といってもいいかもしれない。
タイムワープとテレポーテーションの概念が一般に広く知られるようになったキッカケではあるまいか。
時空を超える・・ってやつね。
ま、お子様むけの短編なので、ササーッと呼んでしまった。

で、次これ。
2016_0418_03.jpg


「家族八景」
2016_0418_02.jpg
こ・れ・は・ 
なかなかに強力であります。
30年以上前に読んでいるので、どれどれ、ふふーんと軽い気持ちで読み始め、一気に引き込まれた。
主人公の七瀬は18歳、住み込みお手伝いさんとして、いろんな家庭の内情を知ることになる。
内情・・・といっても特殊事情あり。 七瀬は超能力者、人の頭の中が見えるのだ。精神感応者(テレパス)なのだ。

ネタバレにはならないと思うので、ちらりとご紹介。
*******************************************

   新たに訪れた家庭の主婦の心にそっと探りを入れてみると、
   そこには意識のガラクタしかなかった。
   風呂場のタイルが落ちかけている。
   夕食は牛肉とピーマンの味噌炒め。炊飯器が故障している。・・・・・・

   その思考は家庭内から一歩も出ていなかった。 
   それは思考といえるかどうかも疑問だった。
   表面的に微笑んでいるものの、なんの意味もふくまれていなかった。
   無意識な親近感の表明ですらなかった。

一方、接待づけで深夜帰宅したダンナの頭の中をのぞいてみると

   仕事にまつわる事柄が大半だが、残りの半分は若い女のことで占められていた。

その若い女、ホステスの名が「節子」というあたりが昭和を感じさせる^^

そして七瀬は、放蕩バカ息子の心の中にあの、「節子」の顔を発見してしまったのだ。

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うひょー、やんややんや、筒井ワールドの面白さ。

一般に人は、常識・慣習・礼儀などで、ある程度本心を隠しているものだ。
他者との不要な摩擦を避けるための日常的な社会の知恵である。方便である。

筒井作品は、その本心を隠すためのオブラートやコーティングを全部引っぺがしてみせるのだ。
「ほーれ、センセっ、奥様っ、アンタほんとはエログロ変態だろ? 
カネの亡者だろ? 嫉妬、妄執のカタマリ、自分以外はゴミだと思ってるだろ?」
全部あからさまにしてしまう。

筒井はSF作家と自称したり他称されたりすることも多いのですが、
その作品は、いわゆるSFものとはちょっと違う。 
SF、ブラックなギャグ、人の心理の闇の部分を描いたホラー、ドタバタ・ナンセンスのミックスであります。

「家族八景」は、えー、そうだなー、
心理ホラーを描くために、テレパス(精神感応者)を主人公にしたというSF的発想がスバラシイ、と思う。
“SF”は手段なのだ。 この作品においては。

「家族八景」には 続編「七瀬ふたたび」、「エディプスの恋人」がある。
その続編のなかに異様に強烈に怖い場面があるのだ。 
その発想がスゴイ! と感動したのを思い出した。
(「家族八景」今読み終えた。 最後に恐怖の場面ありました・・続編の中ではなかった。 ^^あー怖かった)

すぐに検索してポチポチ・・・。
他にも思い出しちゃったので ついでに

「陰悩録」---読みながら身をよじるほど強烈にブラックです。ぐふふ^^
「農協月へ行く」---これもブラックジョーク満載、ドタバタ・ナンセンスなセンスが光る。
「笑うな」、「おれに関する噂」--- ヒネリにひねったエッセイ。

まとめて発注完了。

発注したあとで思い出した「俗物図鑑」は楽しみにとっておく。

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今日は拍子抜けついでに電話線も抜き!
2016_0418_04.jpg
自動送信と思われるゴミFAXがピーピーうるさいので線をしばらく抜いておく。
最近少なくなった「手形割引」「融資のご案内」その他売り込みFAX。
代わりにゴミ・メールが増えましたね。

先日遊びに来たNY娘のジャッキーは
「今どきアメリカじゃFAXマシーンは誰も持ってないよ。」
うーむ、そうじゃろうそうじゃろう。









  1. 2016/04/18(月) 21:31:11|
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切手

本日のタイトルは「切手」でありますが、「どうでもいいこと」でもいいし、「大いなるムダ」でもいい。

今日発送した封書の内容は事務的な連絡事項。
内容にそぐわないカワイイ切手をペタリ。 最近は切手の種類が多い。楽しい、とも云える。
しかし、これにいったいいくらロイヤリティーを払っているのだ?


あるとき運転免許を更新する際の講習で渡された交通安全の冊子に、ドラえもんのイラストが使ってあって
ビックリするやら呆れるやらしたことがあります。
隣に座った知人と「これ読むのは18歳以上だろ、バカじゃね? ムダだなー」 と話をした記憶あり。

公的な支出は内需振興の目的もある・・・のは分かる。 だがね・・・・。

****
****
ま、そんなことでイラついても損なので、本の世界に現実逃避する。

昨日読了したのはA.J.クィネル著 「サン・カルロの対決」 当たり! 面白い。
2016_0307_02.jpg
南米の架空の国 サン・カルロでクーデターが発生。
現地のアメリカ大使館が占拠される。
人質となったアメリカ大使はキューバ問題の専門家。 
彼の頭の中にはキューバ関係の秘密情報、秘密の人名がたくさんインプットされている。

それを引き出すべく、キューバから尋問エキスパートが乗り込んでくる。
この尋問エキスパートと人質アメリカ大使の駆け引きがとても素晴らしい。
互いに相手の力量、知性などを認め敬意を抱き始める。 共感すら覚え始める。
ストックホルム症候群とも似ているかも。 

表紙のイラストがあからさまにネタバレなのですが、
アメリカ軍もだまっちゃいない。 ウルトラライトプレーンで人質救出作戦を敢行する。
ここで登場する米軍大佐、ガンコな黒人の巨漢のキャラクターも大変よろしい。

クィネルの小説といえば、政治・軍事スリラーと評されますが、
この「サン・カルロの対決」は、人物の造形が見事です。
オトコたちを翻弄する魔性の美女もスゲーぞ♡

アクション場面は他の作品同様に魅力的ですが、この作品においては
主要登場人物3人、

  ・米大使
  ・キューバの尋問専門家
  ・米軍大佐

の心理描写がこの小説のキモですね。
この3名それぞれの一人称による現在形語り口が交互に現れます。
これは映画化できないところですねー。 本ならではです。
いやいや読み応えあり、スバラシイ。 途中でダレないので、できれば一気読みしたいところ。
***
***
で、休むことなく次は 「ブルー・リング」 に取り掛かりました。
こちらは、「燃える男」 クリーシィが登場。 面白いハズ、むふふ^^

まだある。 しばらく楽しめる。
「地獄からのメッセージ」 「パーフェクト・キル」 物騒なやつばっかり。
2016_0307_03.jpg
***
***
ところで
切手より小さいSDカードは紛失しそうで好みません。
電極がむき出しなのもイヤですね。
2016_0307_05.jpg
やっぱり今日のタイトルは 「どーでもいいこと」 ですかね?


クリップオン・ストロボ使用。 最小スペースでのライティング。 
レフにバウンス。 ダイレクト光をテキトーな黒い板でカット。
2016_0307_04.jpg


  1. 2016/03/07(月) 20:14:03|
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テグシガルパ?

つい一週間ほど前、なんの脈絡もなく 「テグシガルパ」 というコトバが頭に浮かんだ。
見覚え、聞き覚えがあるはずなのだが、なんだっけ?
モノの名前? 人名? または、フラクタル、ゲシュタルト、フーリエ…など学術的ムズカシイ語か?

で、それっきり忘れていたところ、
フレデリック・フォーサイスの「ネゴシエーター」に 出てきましたねー、テグシガルパ。
どうやら地名のようです。

気になるコトバが偶然そのとき読んでいる本の中に出てくるということがよくあって、フシギであります。
だからどうした、ですが。
・・・
さっきテレビを見ていたら、FIFAの汚職にからんでホンジュラスの大統領がアヤシイという報道がありました。
その大統領が登場する現地映像が「テグシガルパ」で撮られたもの。
あー、 南北米大陸の間の細いところにある国ホンジュラス。 その首都がテグシガルパでありました。

それはさておき、「ネゴシエーター」 面白かった♪
2015_1204_07.jpg
ネゴシエーターとは「交渉人」のこと。
誘拐犯と身代金の額、受け渡し、人質解放の方法・・・などを交渉する人物のことです。

物語は、米ソの軍縮交渉から始まります。 ゴルバチョフも登場します。
いがみ合ってきた米ソがなぜに軍縮? 石油問題のためです。
では、なぜ交渉人が登場するのか?  誘拐されるのですよ、重要人物が。
そして驚愕の事件が起き、・・・それでも交渉人はあきらめない、ねちっこい。スバラシイ。

フォーサイスの小説はフィクションではあるものの、
かなりの部分が綿密な取材、リサーチによる事実に裏打ちされているようです。重みがあります。
必要以上にセクシー美女が登場しないのもGOOD。 (本書では美女と主人公のカラミは最小限、おツマミ程度)
作者本人が述べてますが、
   「私の小説の舞台である国際政治、軍事、諜報などの現場は男の世界である。
    美女を登場させて読者の注意をそらしたくない」 

ふむふむ、正解。 
ま、フォーサイス小説は情報量が膨大なので、それだけで楽しい。 
シーア派、スンニ派、ふふん、ナルホド、わかってきた。 
政治、歴史、経済は全部リンクしているのだということがよくわかる。
平和ボケともいわれる平和な日本に居ながら、国際謀略の小説を楽しむ幸せ幸せ。

2015_1204_08.jpg

フォーサイス、もっと読みたくなってきた。
湾岸戦争題材の「神の拳」、 1999年ロシアが舞台の「イコン」 再評価されているような。 

家内は ル・カレ「寒い国から帰ってきたスパイ」を所望しておる。
2015_1204_09.jpg
では、ポチっといきますか。
雪も降ったことだし。----カンケイナイ?
















  1. 2015/12/04(金) 22:01:56|
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  3. | コメント:4

第四の核

フレデリック・フォーサイス著 「第四の核」、読み終えました。 面白かった♪


旧ソ連の陰謀、イギリスの政界を共産主義者の支配下に置いてやる大作戦、のオハナシ。
タイミングとしては総選挙、手段は「核」。
核拡散防止条約の第四議定書で禁止された行為をやっちまえ! ってことです。

久しぶりに読んだスパイもの♪ ネタばれになるとイカンので詳しく書けません。
また、ほかに筆の立つ方のブログがいっぱいありますので、
内容や評価についてはそちらを参照してみてはいかがかな。

おっ! と思った箇所をご紹介します。
2015_1027_02.jpg
なになに・・・・日本のテロ対策・・・ナガノ県・・・あさま山荘・・・サッサ氏。
ほほー、懐かしや、連合赤軍が起こした「あさま山荘事件」についての記述がある。

「サッサ氏」とはこの人物のことだな。
TVで見たことがありますよね。 佐々淳行氏です。
2015_1027_03.jpg

いやー、“事実は小説より奇なり” って云うし、一般人が気づかぬだけで
現実に何が起きているのかは空恐ろしいような気もします。
この小説の時代からかなりの年数が経過した現代は、IT技術の進歩による変革がものすごいですから。


たとえば・・・
ワタクシの使用しているIBANEZのギターは9V電池が入っています。
2015_1027_04.jpg

このギターには、サステナーがマウントされているので、
2015_1027_05.jpg

その駆動用の電源である・・・らしい。
・・・
・・・
いや、それだけじゃないだろー。  これは市販モデルにはない特殊な仕様。
おそらくIBANEZとCIAかどこかとの共同プロジェクトによる試作ギターだろう。
情報を吸い上げられているはずだ。
サステナーの隣にあるピックアップ・カバーに見えるヤツは、実はトランスミッターなのだ。
そのために9V電源を必要とするのだ。

ツェッペリンのフレーズを弾くと、その情報がどこかに送信され
「LED ZEPPELIN デジタル・リマスター 豪華ボックスセットはいかが?♡」
なんてメールが「尼損」や「落転」から送り付けられてくるのだ。 そうに決まってる。

夜おそくまで明かりがついている市役所・・・・これは仮の姿で、
実は市民の個人情報を細大漏らさず収集している情報センターなのだ。
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横断歩道じゃないところで道路を渡る連中は、尾行の有無を確認する訓練をしている諜報員たちである。
酔っ払いのフリをして尾行者を油断させる作戦。

画面左端に見える歩道上の車は、毎晩止まっている運転代行業者の車・・・という隠れミノ。
長時間の監視任務に耐えるための訓練中であります。 間違いないっ!

---------------------------------------------------
次はジャック・ヒギンズにとりかかりました。


 
  1. 2015/10/27(火) 23:00:17|
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